【肩のお悩み編】抱っこひもがラクになる付け方を徹底解説!

【肩のお悩み編】抱っこひもがラクになる付け方を徹底解説!

皆は「肩や腰がラク」って言ってるけど、肩や腰が痛い…

抱っこひもの付けすぎで肩が上がらないほど痛くなってしまった!

抱っこひもの背中バックルを付けられない!

なで肩だから肩ベルトがずり落ちてくる…

そんなお悩みはありませんか?

本日は説明書では伝えきれていない、抱っこひもの付け方のコツや調節のコツをお悩み別に解説いたします。

実際に同じ方法で抱っこひもの調整をした方は、「肩や腰がラクになった!」とおっしゃっていただいておりますので、是非試してみてください。

まずは「肩」に焦点を当ててお悩みと解決方法をご紹介いたしますので目次から気になるところに飛んでご覧ください。

今回は上の写真のように、ウエストベルトのついたタイプに限ってのお話をさせていただきます。

この記事を書いている人

抱っこひもメーカー napnap(ナップナップ)

抱っこひも安全協議会幹事社。
抱っこひもの製造・販売をしています。

抱っこひもと肩まわりのお悩み

抱っこひもを付けていると肩が痛くて長時間付けていられない!!

そもそも背中に手が回らないから、背中にバックルがある抱っこひもは装着できない…

小柄でなで肩だから肩ベルトがズルズル落ちてくる…私の体に合ってないのかなぁ。

ウエストベルトのついたタイプの抱っこひもは本来、肩にあまり負担が来ないように設計されています。

また、フリーサイズの抱っこひもはママ・パパ・祖父母の方など、なるべく色々な体型の方に快適に使って頂けるように設計しているため、調整やコツ次第で快適にご使用いただけます。

お悩み別に原因と、調整方法をご説明させていただきます。

抱っこひもをすると肩が痛い・肩こりがする原因って?

画像のどちらがNGな付け方か分かりますか?

答えは向かって左側です。

この写真では、全体的に低く緩く付いていることにより赤ちゃんの重さで抱っこ紐が下に引っ張られ、結果として肩のみで支えている=肩こり発生となっています。

肩こりの原因の多くは付け方にあります。

主なポイントはベルトの位置・締め具合赤ちゃんの高さ。

コツさえつかめばきれいに装着できますので、図や動画で解説をいたします。

抱っこひもで肩こりが起こる2つのポイント

ウエストベルト付き抱っこひもで肩こりが起こってしまうポイントの多くは、たった二つのことが要因になっています。

画像付きで解説していきますので、ご自身の装着位置と比べながらご確認ください。

肩が痛い原因その1!ウエストベルトをつける位置で肩こり発生?!

肩に負担をかけないポイントは「ウエストベルトでお子さまの体重を支える」こと。

まずはウエストベルトを締めてみましょう。

ウエストベルトの位置は、写真のようにおへその真ん中にベルトが来るイメージです。

おへその高さにベルトを合わせたら、ベルトを手で回しても簡単に回らないくらい、少し圧迫感がある位に締めてください。

*緩めに締めるとお子さまの重みでベルトが下がってしまい、ベルトの位置が下がってしまいますので、苦しくない程度にしっかり締めましょう!

ウエストベルトがしっかり締められていると、お子さまの体重がウエストベルトで支えられるため、抱っこの負担を腰に分散することが出来ます。

***

肩が痛い原因の1つウエストベルトの位置が低いことにより、肩に負担がかかってしまった場合です。

ウエストベルトがしっかり機能していないと肩に多く負担が行ってしまい痛みの原因になります。

写真を見ながら、ご自身が装着している位置と比べてみてくださいね。

肩が痛い原因その2!肩ベルトは引けばいい、だけじゃない!

次に多いのが肩ベルトの調節が緩いときに発生する肩こりです。

ここで注意したいのが、肩ベルトはただ締めればいいというわけではないと言う事。

ウエストベルトが緩めについている場合、お子さまの重さで抱っこひもが垂れ下がるようについてしまいます。

この状態でどれだけ肩ベルトを締めても着用者様、お子さま共に苦しくなるのみで肩は痛いまま。

それどころか、着用者様の胸にお子さまの顔が埋もれてしまうと窒息の危険もございます。

上記の写真の装着になっている場合は↓の画像のように調節してみてください。

①ウエストベルトの真ん中がおへその高さに来る位置でしっかりと締めます。
②お子さまのお尻をグッと持ち上げ、ご自身のあごとお子さまのおでこが触れるくらいの位置にします。
③この状態で肩ベルトを手前に引いて調節します(お互いにしっかり密着しているけど苦しくない程度)。

この2か所を直せば、多くの場合肩がかなりラクになります!

実際に調節する様子を短い動画にまとめましたので、こちらも参考になれば幸いです。

*調整は16秒くらいからはじまります。

肩こり以外のお悩み別 抱っこひも調整ポイント

肩の痛み以外にも、ご相談をお寄せいただくポイントがいくつかございます。

付け方や調整次第では快適にご使用いただけますので順番にご紹介をさせていただきます。

抱っこひもの背中にあるバックルがつけにくい

体が硬い方で、背中バックルを付けられないから困っているというお話をよく耳にします。

そんな時におすすめなのが「先に背中バックルを付けて、被って装着」する方法です。

このような感じで、先にバックルを閉じてから被ってつければ、背中に手を回さなくても装着が可能です。

お子さまを寝かせた状態で装着する場合も同じように被って付けることができますので、お試しいただけると嬉しいです。

背中バックルが首に当たって痛い

ブリッヂベルト(背中バックル)は上下に動かすことができます。

こちらは、装着後だと動かしづらいので装着前に調整しておくのがおすすめ。

女性の方ですと、まずは可動範囲の真ん中位に設定してみて下さい。

この位置で一度抱っこひもを装着していただき、ご自身がしっくりくる位置を探していただければ調整完了です。

抱っこひもの肩ベルトがずり落ちてくる

小柄でなで肩だから抱っこひもの肩ベルトがズルズル落ちてくる…私の体に合ってないのかなぁ。

こんなお悩みをお持ちの場合はブリッジベルトの位置や調節具合によって、ずり落ちないよう調整が可能です。

ずり落ちやすいパターンと直し方を写真で紹介していきますので、ご自身の付け方と比較してみてくださいね。

肩ベルトずり落ち原因①背中バックルの位置が低い場合

ブリッジベルト(背中バックル)の位置が低い場合、写真のように肩の部分が開いてしまい、ずり落ちの原因に。

ブリッジベルトは上下に動かすことができますので、可動範囲の真ん中~ちょっと上くらいに設定してみてください。

肩ベルトずり落ち原因②背中バックルの調節がゆるい

ブリッジベルト(背中バックル)のゆるみも肩ベルトずり落ちの原因になります。

ご自身の肩幅に合うよう、調節テープを引いて調節してみてください。

背中バックルを狭くするとバックルが止めにくくなってしまう場合は、肩調節ベルト(肩ベルトの端っこに付いているアジャスター)を緩めていただければ、ブリッジバックルに手が届きやすくなります。

肩ベルトずり落ち原因③肩ベルトの調節がゆるい

肩ベルトの調節が緩い場合も、肩ベルトが浮いてしまう&引っ張られるため、肩ベルトずり落ちの原因になります。

写真のようにお子さまを高い位置まで上げて肩調節ベルト(肩ベルトの端っこに付いているアジャスター)を手前に引いて頂ければずり落ちづらくなります。

それでも改善しない!肩のお悩み

もともとひどい肩こりはないという方で、正しく抱っこひもを付けている場合に「肩のみの痛み」が起こる原因は2つあります。

①長時間付けている場合
→抱っこひもの連続使用ができる推奨時間は各社共通して2時間程度。それを超えていたら一度休憩を入れてください。

②前向き抱っこをしていたり、お子さまが抱っこひもの中でよく動く
→図のように、お子さまが動くなど、お子さまの体重以外の力がかかる場合、肩ベルトにかかる力が増えます。
もし、お子さまの動きで肩こりがひどい場合は、安定感の高い「ヒップシートキャリア」がオススメです。

この2つに当てはまらない、肩のお悩みがございましたらぜひDMなどでお聞かせいただけますと幸いです。

肩が痛くならない抱っこひもってある?

とにかく肩コリがひどくて肩に負担をかけたくない!そんな時はヒップシートがおすすめ。

腰のみで抱っこするヒップシート単体使いですと、肩に負担がかかりません。

また、右端のようにダブルショルダーをプラスしていただくことも可能です。

この場合は負担0にはなりませんが、抱っこひもと同じ使い方もできるので肩こりにお悩みの場合はオススメです。

抱っこひもが 一人で装着できない

生活をしている中で全く初めての物に触れる機会というのはあまり多くはないのではないでしょうか。

「抱っこひも」は育児用品の中でも、慣れと調節が必要なもの。

使い方一つで赤ちゃんにかかる負担も、抱っこする方の体にかかる負担も変わってまいりますので、まずは説明書や装着動画などをみて練習するのがおすすめです。

また、練習する際は、ある程度重みのあるものを赤ちゃんの代わりに抱っこしてみるとイメージが掴みやすいですよ。

抱っこひもを使いこなす!上達のコツは?

抱っこひもの使い方は人に教わることが一番早く上達します。

抱っこひものメーカーは多くありますが、構造自体は似ているといった場合も多くありますので、周りに先輩ママ・パパがいらっしゃる場合は相談してみるのもオススメです。

ナップナップの抱っこひもであればアドバイスができますので、わからない所があればお気軽にお問い合わせくださいね。

ナップナップでは月2回程度、インスタライブで付け方の解説を行っておりますのでよろしければ参加してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

調整ひとつ、やり方ひとつで装着感が変わってまいります。

お手持ちのだっこひもで「体に合わないかも」と思うものがありましたら是非お試しください。

長時間の使用やお子さまが動いてしまうことによる肩こりは、肩ベルトの厚みなども関係してまいります。

メインで使うものはしっかり目の肩ベルトのだっこひもを選ぶのもオススメです。

今回ご紹介した抱っこひも・ヒップシート

お客様の声を聞きながら細かい改良を重ね、長く愛され続けるナップナップ抱っこ紐 Basic。

コンパクトで飽きのこないシンプルなデザインと、リーズナブルな価格、使い勝手の良さが魅力です。

コスパ最強!おんぶもしやすい抱っこ紐 Basic 

抱っこひもの大事な機能をぎゅっと詰め込んだおんぶのしやすい抱っこひも。

重くなりがちなメッシュタイプの抱っこひものなかでも600gと軽いのが特徴でオールメッシュなので夏にも快適。

洗濯の時にも乾きやすく、ホコリがつきにくいのでお手入れしやすいのも魅力。

ナップナップベーシック/メッシュドライ

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ヒップシートの弱点である「かさばる」を解消した折りたためるヒップシート。段落

特許出願中の独自開発「フィットアジャスター」や、月齢の小さいお子さまにもフィットする仕組みがいっぱい。

ダブルショルダーキャリア部分を外してちょい抱っこにも使えるので20㎏まで形を変えて長く使える!

ナップナップヒップシート Tran ダブルショルダー


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抱っこひもやヒップシートについての質問や疑問など何でもお問い合わせください。

どれにしたらいいの?抱っこひもごとの違いは?などの購入相談から「これって付け方あってる?」などの装着方法の質問まで、スタッフがお答えいたします。

また、お子さまの月齢や体重、装着者様の体形に合うかでしたり、だっこひものお悩み、どんな抱っこをしたいかなどを教えていただければスタッフがお客様に合ったおすすめの抱っこひもを提案することも可能です。

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公式instagramでは正しい付け方や装着のコツ、お客様に着用していただいたお写真も公開中です。

イベントも定期的に行っておりますのでぜひチェックしてみてください。

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