抱っこひもの防寒対策!防寒ケープは必要?代用は?
冬だって楽しくお出かけしたい!
本記事では抱っこひも装着時の防寒対策のポイントから、おすすめの防寒ケープ、防寒ケープの代用案などをご紹介していきます。
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抱っこひもメーカー napnap(ナップナップ)
抱っこひも安全協議会幹事社。
抱っこひもの製造・販売をしています。
もくじ
抱っこひもの防寒対策は厚着させればいい?
まだ歩けない月例のお子さまの場合、抱っこひもはお出かけの必須アイテム。
「寒くなってきたら厚着をさせてあげればいい」というのも間違いではないのですが、少しだけわずらわしい場面があります。
例えば電車に乗るとき。
電車に乗る前、外の気温は低くても電車内は暖房が効いてて暖かい。
このように温度差のある場所に移動した場合、温度調節のために赤ちゃんのお洋服を脱がすにはには一度抱っこひもからお子さまを出す必要があります。
電車や室内に入ってしまうと場所によってはなかなか抱っこひもを外すスペースが無かったりも。
だからと言って厚着をさせなければ体が冷えてしまうし…
そんな時に便利なのが抱っこひもの上から装着できる防寒ケープです。
大体の物はサッとクリップを外すだけで着脱が可能なので温度調節がスムーズでラクラク。
温度調節のために服を脱がせたり抱っこひもからお子さまを降ろす必要もありません。
体温調節がニガテな赤ちゃんは外気温に体温が左右されやすいので、夏場と冬場は気を付けてあげたいですね。
抱っこひも専用の防寒グッズは必要?
移動時に大活躍!抱っこひもケープ
「抱っこひも」専用のケープを買うのってなんかコスパが悪いような気も…
しかもメインで使うのはワンシーズンのみだから二の足踏んでしまう…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
抱っこひも用防寒ケープのほとんどはベビーカーにも対応しています。
また、防寒ケープのほとんどが抱っこひもに付けるためのクリップがついています。
これがベビーカーに使う際に意外となんです。
しっかりとベビーカーに留められるのでズレたり床に落ちたりの心配がありません。
抱っこひも・ベビーカーの使用期間を考えると、お値段分しっかり使えます。
ではどんな防寒ケープがあるのか紹介していきますね。
抱っこひも防寒ケープの選び方
ケープと一口でいってもたくさん種類が合って迷ってしまいますね。
ではどんなポイントを重視して選べばよいのでしょうか?
防寒ケープは裾に注目!
寒さから身を守る防寒ケープは保温性が重要。
購入するなら内側にゴムが入っていてお子さまをすっぽり包めるタイプがオススメです。
熱を逃がさないのはもちろん、足元から冷気が上がってくるのを防いでくれるので底冷えも防げます。
住んでいる地域はどのくらいの寒さなのかで防寒能力を選ぶ
住んでいる場所によって冬の寒さは違います。
雪が降るのは稀な地域もありますし、豪雪地帯にお住まいの方もいるかと思います。
0度になるのは一か月もない地域で、防寒能力の高すぎるものを選んでしまうと暑すぎて一時期しか使えないなんて可能性もあります。
温度調節できるものもありますので、ぜひ地域に合ったケープを選んでみてください。
防寒ケープの人気&オススメは?
防寒ケープは大人のアウターと同じく、様々な種類が出ています。
とにかく防寒する!ものから、温度調節できるもの、コスパのいいもの等ありますので何パターンかご紹介させていただきます。
コスパ◎あったかボアのふわもこ防寒ケープ
ぬいぐるみのような肌触りのボアタイプのケープは安価な物も多くあります。
もこもこした生地が温かい空気をケープ内に留めるのでとってもあったか。
イメージとしては常に毛布をかけてあげているような温かさです。
空気は通すので、とても寒い地方の方には物足りない可能性がありますが、そんなに寒くない地方の方にはこのくらいで十分。
お値段も手ごろなので「ある程度は寒くなるけどそこまで寒くない」所にお住まいの方にはピッタリです。
キルト地仕立ての 防寒ケープ
表に見えるステッチが特徴の3層構造の生地です。
おそらく一番有名なものはユニクロさんのものではないでしょうか?
一番外側の生地が防水生地になっているものも多くありますので、突然雨が降ってきても安心ですね。
気になる防寒度は、キルト地の中に入っている綿の性質によって大きく違います。
熱を発生させる機能性生地などもありますので、商品の特徴をご覧になり、住む地域に合ったケープをお選びください。
参考リンク:ライトウォームパデット2WAYブランケット(UNIQLOのサイトです)
温度調節が可能!3wayタイプの高性能防寒ケープ
レインケープとボアケープがセットになっているケープはオールシーズン使えるのでとっても便利。
冬以外はボアケープを外してレインケープとして使用ができますし、物によっては紫外線カット機能がついているので夏の紫外線除けにもなります。
秋口~冬、真冬と、温度が違うときも気温に合わせて1枚のみ使うなど、温度調節できるところも魅力ですね。
ボアケープだけでも十分暖かいのですが、レインケープをつけると寒い風を防ぐことが可能。
レインケープがウィンドブレーカーの役割をしてくれます。
参考リンク:Wあったか効果 オールシーズン使えるボア×レインケープセット
防寒第一!ダウンケープ
「軽くてしっかり防寒」と言えばダウンジャケット。
抱っこひもケープ用にもダウン素材を使ったケープがございます。
鳥の羽を使っているということもあり、表地はポリエステルやナイロン素材が多いため、防水機能が備わったものが多くあります。
とにかく寒い地域の方にはこちらがおすすめ。
ダウンが入っている量によってはボアの方が温かかった…なんてこともありますので、
・中にどれくらいダウンが入っているか
・防寒の機能はしっかりしているか(口コミをしっかり確認!)
こちらを忘れずにチェックしてみてください。
思ったよりもダウンが寒かった場合、上でご紹介した「ボアケープ」をダウンの下にご使用いただくのもおすすめです。
温度調節をしたい場合、一枚で暖かいけど高価なダウンケープより上で紹介した3wayケープがおすすめです。
3wayもなかなか暖かいですよ。
抱っこひもケープはブランケットで代用できる?
そんなに寒い地域でもないし、専用の物を買うのはちょっと…
そんな方にはブランケットで代用ももちろんOKです。
ブランケットの大きさは厚みにもよりますが、厚手の毛布のようなものを1枚で使用する場合は幅60~80㎝、長さ75~100㎝程度の物がおすすめです。
二枚重ねで使用する場合は折りたたんだ時に上記のサイズになるくらいのものにしてみてくださいね。
また、ブランケットクリップを使用するときに注意したいのがわっかのサイズ。
以下のことを参考にして選んでみてください。
・両端がクリップになっているものの場合、長さが調整できるものか確認する
・クリップの口がブランケットの厚みを挟めるか確認する
抱っこひもの肩ベルトに付けるわっか部分は、肩ベルトをぎゅっとつかんで高い位置から吊り下げられるよう、肩ベルトの厚みより少し短めが望ましいです。
napnapベーシックの場合、わっか部分の円周が17㎝程度の物がちょうど良いようでした。
防寒ケープ代用!ブランケットをカスタマイズしてみましょう
抱っこひもカバーの代わりにブランケットやひざ掛けを使う場合、気になるのが足元が空いてしまうこと。
赤ちゃん専用に使う予定のブランケットやひざ掛けなどがある場合、裾を織り上げてその中に足を入れてあげるのもおすすめ。
厚手のブランケットを使用する場合、以下のようにスナップボタンを打ってみてください。
①お子さまを抱っこし、ブランケットを付けたときにお子さまの足が1/3程度入るところに印をつける
(お子さまの成長を考慮し、足ポケット部分にゆとりがあるような位置に設定して下さい。)
②スナップボタンを6か所打つ
ボタンの位置はお子さまの体の大きさによって違いますので、実際に当ててみてちょうどいい位置を決めてくださいね。
装着したときにブランケットの長さが60~75㎝くらいになると、ちょうど市販のものと似たような長さになるかと思います。
スナップボタンについてですが、ブランケットを傷つけたくない場合は針と糸で縫うスナップボタンがオススメです。
こちらをご使用になる場合はボタンが取れてしまうと誤飲の恐れがありますので、取れないようにしっかりと縫い付けてください。
穴をあけてもいい場合、特別な打ち具を使わずに手で付けられるボタンが手芸屋さんにも売っていますので、こちらを利用するのもオススメです。
また、市販品のようにスナップボタンを打ちたい場合は家庭用のスナップ打ち具がおすすすめ。
何かと便利なので裁縫をよくされる方でしたら持っておいて損は無しです。
ちなみにハンドプレスと卓上プレス、どちらも使用したことがあるのですが、卓上の方が安定してキレイに打てるな、といった印象です。
*織が粗い生地の場合、スナップボタンが抜けてしまうことがございます。小さいパーツは誤飲の恐れがありますので十分に注意してください。
参考リンク:プラスナップ卓上プレス
参考リンク:プラスナップハンディプレス
ケープ以外の防寒って何かある?
そういえば防寒対策ってケープの話しか出てこないな…、そんな印象の方も多いかもしれません。
ケープ以外にも2個ほどご紹介させていただきますね。
防寒にも活躍!保温保冷ジェル
夏場にジェルタイプの保冷剤を購入された方も多いかと思います。
これって、冬場にも大活躍するんです!
お持ちになっているジェルタイプの保冷剤に「レンジの場合」など、温め方記載しているものは保温材にも使用できます。
くり返し使える上、柔らかいジェルがフィットするので抱っこひものポケットなどに入れていただくのもオススメです。
かわいいデザイン沢山のベビーキャップ
まだ髪の毛の薄い赤ちゃんは頭も守ってあげたいですね。
ベビー用のニットキャップはうさみみ、くまみみなどかわいい物からビーニーのようなものまでとてもたくさん種類がございます。
暑そうなときの脱ぎ着も簡単ですし、なによりとってもかわいいので一つ持っておいても損はないアイテムです。
ベビーキャップを嫌がる子には付け替えフードがオススメ
ナップナップの抱っこひもをお持ちの場合、冬用の防寒フードがございます。
帽子のように締め付けがないのでベビーキャップが苦手な子にもオススメです。
まとめ
本投稿のまとめです。
・厚着をしてしまうと温度調節したい時に抱っこひもを外す必要があるので防寒ケープが便利
・防寒ケープはベビーカーやチャイルドシートにも兼用できる
・ケープの選び方は形と素材(暖かさ)をチェック
・ブランケットでの代用も可能
・保冷保温ジェルやベビーキャップなども活用できる
今回ご紹介したほかにも、アームウォーマーやレッグウォーマーなど、サッと外せるようなものも良いですね。
また、オーバーサイズのアウターを着用して、抱っこひもごと前を閉めるといった意見や、抱っこひもをつつみ込むことを想定して作ったコートなどもありました。
防寒対策をばっちりして、冬のお出かけも楽くいきたいですね。
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